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いわゆるスゴ本

久々のヒット。

新しい自然学―非線形科学の可能性 (双書・科学・技術のゆくえ)新しい自然学―非線形科学の可能性 (双書・科学・技術のゆくえ)
(2003/02)
由紀

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いやーもうね、表紙がダサイとかそういうレベルじゃなくて読むべき。
文系と理系の両方にオススメできる数少ないレベルの高い

物理学はミクロに偏りすぎだそうな。

著者によれば、もっともな批判だけどもうちょっと考えてみようぜ?
という提案らしい。

自分の学んでいる経済学とは対照的で面白い。

経済学は歴史的にマクロ経済学が主流であり、
近年のミクロ経済学の発展がそこに基礎として取り込まれつつある、
というのが現状だ。

一方物理学は歴史的にミクロ、微視的研究が盛んである。
それに対する典型的な批判は、「没価値的で全体性を見失っている」
という物がある。

この部分と全体という二項対立は、現代の科学に対する批判として違和感があると
著者は述べる。

このような二項対立をいったん解消し、
①M・ポラニーの「周辺制御の原理」を縦軸
②「述語的統一」を横軸
とした二つの概念軸のなかで物理的科学を置いてみよう、と提案する。

ポラニー…だと…
聞き覚えのある名前が出てきた。(しかし同じ名字の別人かもしれないのでスルー)

結論らしき結論は、
「原理的に真偽をもって答えようのない問題を真偽問題と見誤るところから不毛な議論が生じる」
といっている。
ヴィトゲンシュタイン(ATOKの予測変換に脱帽w)の言葉を借りて、このように提案している。

つまりこの世界には事実以外に何もない。事実と事実との関係を私が考えれば、それももちろん一つの事実である。嘘をつくことも、判断をあやまるのも、妄想するのも事実である。事実以外の何かを考えようとしても事実的にしか考えることが出来ない。
~(省略)~ヴィトゲンシュタインが「世界とは成立している事柄の総体である」といった物そのような意味かと想像する。

議論の中身をすっ飛ばして問題と答えを書くようでなんだか味気ないな…

この結論は、ちょっと心惹かれるものがある。
京極堂の「この世には不思議なことなど何もないのだよ」という台詞が頭をよぎるからだ。
なるほど、そういうことだったのか・・・


議論の中身、つまり論の濃度が濃すぎるのでこんな紹介になってしまった。
使えそうな言葉がいくつかあったのでメモしておこう。
不可逆性、非線形性
対称性の自発的破れ
チューリングによる形態形成因子…活性化因子および抑制因子による二因子系
カオスの源泉
      ・エネルギー散逸無し(ニュートン力学系)…マクスウェル、ポアンカレ
      ・エネルギー散逸有り(散逸を伴う力学系)…E・ローレンツ
離散力学…ロジスティック写像



さあ、簿記の練習問題を解く作業に戻るんだ( ;з;)
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tag : 買いもの 思いつき

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