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強引だろ・・・

読んだので感想。

はじめての言語ゲーム (講談社現代新書)はじめての言語ゲーム (講談社現代新書)
(2009/07/17)
橋爪大三郎

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ウィトゲンシュタインが主張する
言語ゲームをわかりやすく解説・・・しようとしている

そもそも「言語ゲーム」自体が分かりにくい概念ではあるが、
著者による説明の強引さが目に余る。

言語ゲームそのものについては語らない。

著者の説明のやり方が気に食わないのでイライラした。

具体的にはヒトラーとナチズムへの批判が多すぎるという点。
いくらなんでも多すぎるだろう…常識的に考えて…
その反面なんか共産主義(ソ連)に対して批判は少ないねぇ(左翼の方ですか?)

一応ハンナ・アレントによる分析を以てナチズムも共産主義も
二重権力による全体主義である、という批判を盛り込んである。
なんというか、申し訳程度に…


そして、半ば強引にヒトラーとウィトゲンシュタインを対比させて描写する点。
いくら同時代の人物で、歴史に名を残しているとはいっても、
このは「ウィトゲンシュタインの言語ゲーム」についてのであるので、
ことあるごとにヒトラーに触れる必要はないのではないか。

ウィトゲンシュタインが戦争を経験してその哲学に影響があった、
ということを書きたいならそう書けばいいじゃないかと思う。
(またウィトゲンシュタインも含め優れた学者にユダヤ人が多いことを示唆するような描写もある。
人種差別的に思えるのだが、持ち上げているつもりなのだろうか?)

ナチスによるユダヤ人迫害を批判しようとして、
ユダヤ人をひいきするような書き方をすることこそ人種差別ではないのか。

これらの要素が自分の逆鱗に触れたので書いておく。


いいところもたくさんある。
言語ゲームの普遍性を示すために、仏教を分析したり、
居宣長の国学に当てはめて考えたりするのは斬新で興味深い。
もっとこれらの分析、あるいは言語ゲームの実例などに紙幅を割くべきだと思うのだが、
なんで大部分はナチでヒトラーなの・・・?という当惑と違和感で吐きそうになる。

もったいないな・・・



ところで「ウ」ィトゲンシュタインと「ヴ」ィトゲンシュタイン、どっちが正しいの( ・з・)?

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tag : 買いもの 思いつき

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